2022.07.13厚生連通信

カーボンニュートラル賞を受賞しました

 JA長野厚生連浅間南麓こもろ医療センターでは、このたび小諸市庁舎と当センターの再構築において、エネルギーを効率的に運用し低炭素を目指した事業が評価されました。これは、一般社団法人建築設備技術者協会が主催する表彰事業で、小諸市の取り組み「小諸市低炭素なまちづくり計画」を契機に、建物のエネルギー供給設備を運用管理する事業者(エネルギーサービス事業者)を公募し、小諸市庁舎と当センターでエネルギーを総合利用することなど、受賞の対象となりました。

 国は「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言し、脱炭素-カーボンニュートラル化に向けて動き出しています。カーボンニュートラル賞は、国が目指すカーボンニュートラル化に資する建築設備として、省エネ・脱炭素燃料への取り組み・工夫、再生可能エネルギー利用・工夫、カーボンクレジットが評価されたものとなります。

 省エネルギーの取り組みとして、当センターの病室には樹脂サッシ+Low-Eガラスを採用したことによる断熱効果、熱エネルギーは下図(※)のように下水管の熱交換マットから下水熱を採熱し利用することで、ガスや石油による燃焼方式に比べCO2排出量を削減しています。また、電力は市庁舎と一括受電することで契約電力量の低減になっています。

 受賞名

 2021年度:「第10回カーボンニュートラル賞」

「新エネ大賞(分散型エネルギー先進モデル部門)資源エネルギー長官賞」

(※)
表彰状