2024.02.27厚生連通信

南長野医療センター篠ノ井総合病院 新病院整備第2期工事竣工祝賀会

 JA長野厚生連は2月16日、2021(令和3)年10月に着工した新病院整備第2期工事の完成を迎え、地元行政、JA及び厚生連、施工関係者の方々にご臨席いただき竣工祝賀会を長野市において執り行いました。

 今回の工事では、地下1階・地上6階の北棟を新築し「全室個室化」による患者さんのプライバシー確保や感染防止対策の強化をはかるとともに、予防医療の充実、リハビリテーション機能の強化、職員が働きやすい職場環境等の整備を行いました。

 祝賀会では、JA長野厚生連経営管理委員会の神農佳人会長が「昭和42年に病床数30床で開設した病院が近隣住民の皆様、関係各位のご理解とご協力のもと、ここまで充実し、地域に欠かすことができない病院となった。地元農協出身として心強く感じている。また、新築した病棟は、感染症流行禍の経験を踏まえ全室個室対応するなど、全国的にも先進的な工夫を取り入れている。今後も地域の拠点としての役割を果たしていく」と述べました。そのほか、病院を代表して南長野医療センターの宮下俊彦統括院長、関係行政代表として病院運営委員会委員長の荻原健司長野市長からご挨拶をいただきました。

 また、本工事の設計・施工を担った企業各社の皆様に、2年間にわたる長期工事にあたり卓越した知識とご経験を存分に生かし立派に竣工いただいたことへの感謝の意を表し、経営管理委員会の千國茂副会長から感謝状及び記念品を贈呈しました。

  これにて、2013(平成25)年の第1期工事着手から足掛け11年に及ぶ新病院建築の総合竣工となりました。今後も地域の保健・医療・福祉の拠点として医療体制のさらなる充実と、地域の皆様の期待にお応えできるよう患者サービスの向上に努めてまいります。

神農経営管理委員会会長挨拶
千國経営管理委員会副会長から感謝状贈呈