厚生連通信

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平成30年度 看護管理者研修 [厚生連ブログ]

2018年10月17日

 JA長野厚生連は10月9日、看護管理者研修をJA長野県ビルアクティーホールで開催し、103名の参加がありました。この研修は、看護管理に必要な知見を広げることでマネジメントに活かし、組織運営に貢献できる看護・介護管理者を育成することを目的としています。
 今年度は、川崎医療福祉大学医療福祉学部臨床心理学科教授の谷原弘之先生に「今どきの人材育成のコツ」と題して講演をいただきました。近年の傾向として、「職場適応が困難な職員が増加」「ハラスメントの訴えが増加」「40歳~50歳代で心が折れる人が増加」が見られています。管理者としては人間関係の調整に時間をとられ、これにエネルギーを消耗するような状況が問題となっています。講義の中では、このような問題への対処方法についてさまざまな事例を通じてヒントをいただきました。"さとり世代"としてひとくくりにするわけではないですが、現代の若者の思考の傾向や行動特性を理解した上で関わり、お互いのストレスを最小限にできる工夫が重要だと感じました。
 また、ストレスに強くなるために、レジリエンスを高めることも重要です。レジリエンスとは、「失敗して気持ちが落ち込んでもすぐに立ち直る回復力」「ストレスやプレッシャーをしなやかに受け止める柔軟性」「不確定な状況でも対応できる適応力」を指します。物事の良い面をさがすことで、"I like"の筋肉(「好き」という感情に象徴される「ポジティブ感情」の力)が強化され、心が折れにくくなるレジリエンス力が高まるということです。
 グループワークで事例の対応方法など話しながら、日常の"あるある"の悩みを共有し、行き詰っている状況を俯瞰して見なおすこともできました。このような体験は、自身のエネルギー回復の助けにもなったのではないでしょうか。

心を健康にするアプローチ
◆「過去に執着しない」   ◆「弱音を吐ける人をもつ」
◆「意識的なリセット」   ◆「自分のエネルギーの源を作る」

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谷原弘之先生

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グループワークの様子

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