厚生連通信

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すべての人々に健康を 第58回農村医学夏季大学講座 [厚生連ブログ]

2018年07月31日

 JA長野厚生連は7月20日、21日の両日、第58回農村医学夏季大学講座を、佐久市臼田のJA長野厚生連佐久総合病院農村保健教育ホールで開催しました。今年は新たに「すべての人々に健康を」をメインテーマとし、サブテーマに「孤立を生まない地域づくり」として、誰もが安心して暮らせる住みやすい地域づくりについて議論しました。県内外から2日間で、約600人が受講しました。
 1日目は、NPO法人シェア=国際保健協力市民の会代表理事の本田徹氏による「SDGsの時代に生きる私たちとプライマリ・ヘルスケア~若月俊一先生の仕事に学ぶ~」をテーマに講演を行いました。また第27回若月賞は、弘前大学大学院医学研究科社会医学講座特任教授の中路重之氏が受賞されました。それぞれの講演では、日々の活動に取り組む姿に感銘を受け、感動する姿も多くみられました。また、「すべての人々に健康を」と願うヒューマニズムに根差した協同組合運動であり文化活動の原点でもある佐久総合病院劇団部による劇「はらいた」も上演されました。
 2日目は、一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事の稲葉剛氏による「住まいの貧困から見える日本社会~生活困窮者支援の現場から~」、長野県県民文化部 こども・若者担当部長の佐藤尚子氏による「長野県の子どもの貧困について」の各講演を行いました。佐藤氏は、県が昨年子どもがいる県内の1万2千世帯を対象に行った生活実態調査の結果を報告し、調査から得られた課題、子どもの貧困対策の事例について語りました。
 また、シンポジウムでは、講師に加え佐久子育てわくわく団事務局の小林恵理子氏、岐阜県各務原市八木山地区社会福祉協議会事務局長の清水孝子氏、日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会センター事業団理事長の田中羊子氏の各氏をシンポジストに、孤立を生まない地域づくりを受講者とともに考えました。今年から新たに取り組んだテーマですが、会場からも活発な意見が出され、会場全体が一体となった有意義な講座となりました。

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若月賞受賞 中路氏による講演

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シンポジウムの様子

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