厚生連通信

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転倒予防のためのチェックポイント [健康バンザイ]

2010年05月13日

「転倒予防のためのチェックポイント」



 年をとると転倒の危険性が高くなるといわれています。視力やバランス能力の低下、めまいなど原因はさまざまですが、足の力が落ちてつま先が上がりにくくなるのもその一つです。「最近、坂道や階段の上り下りがつらくなった」という方は注意が必要かもしれません。

 足の力を強くするためには転倒予防体操を行うことが有効です。立位でのもも上げやつま先立ち、スクワットや股関節を外に開く体操を行います。室内でも簡単に行える体操ですので、ちょっとした休憩時間に行なってみてはいかがでしょうか。また、ウォーキングやマレットゴルフなどの運動を習慣化することも足の力を強くするためには有効です。

 一度落ちた筋力を元に戻すことは容易ではありません。自動車に頼り運動不足になりがちな現代社会です。自分はまだまだ大丈夫と思わないで、今ある力を落とさない取り組みが必要です。


 ところで、実際に転倒を起こしやすい場所はどこかご存知でしょうか。実は階段などの大きな段差よりも、自宅内のちょっとした段差や家具の出っ張りにつまずくことが多いのです。例えば、じゅうたんのシワや座布団の角などです。日ごろ慣れた場所でもちょっとした油断が転倒につながるようです。

 また、急な環境の変化にも注意が必要です。季節の変わり目で部屋の模様替えをした直後や旅行先での転倒が多いようです。小さなお子さんのいる家庭では、床に転がっているおもちゃにも注意しましょう。普段から部屋の片づけをしたり、新しく増えたものを確認しておくことも転倒予防には必要です。お家の方もいつも歩く場所へは余計なものを置かない配慮をしてください。

 家族みんなで転倒予防に取り組みましょう。

 

下伊那厚生病院
リハビリテーション科長代理  米山 敏喜



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